バカげてるとは思うが、毎週の質疑応答では必ず同じ靴をはいていた。その靴を18年間もはき続けている。
安い靴は不経済だからね。
トニー・ブレア(イギリス第73代首相)
超一流ホテルのプロホテルマンは洋服よりも靴を見て客の質を判断すると言われていますが、これは普段の生活の中でも全く同じことが言えます。
特に仕事上においては、靴で仕事ができるかできないかが判断されてしまうことさえある非常に大事なアイテムです。
もちろん1~2万円程度の靴をしっかりと手入れして大切に履くのも非常に素晴らしいことですが、今回は年収1億円を目指す人に履いて欲しい超高級靴ブランドをご紹介致します。
是非一生使える一足を選ぶ参考にしてください。
※本記事では「入手のしやすさ」を非常に重要視しております。世界的に有名でも日本にショップがないブランド、ショップが地方にしかないブランドは除外しました。
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①革靴の王様 ジョンロブ(イギリス)
ジョンロブは、超高級ブランドで有名なエルメスのグループ会社でもあります。160年以上の歴史をもち、イギリス王室の御用達ブランドとしても非常に有名です。
ジョンロブの工場は革が汚れを吸収しないように、ほこりやちりを1つも漂わせない徹底的な空調管理をしているくらい品質にこだわっていることでも有名です。
人を選んで商売をするというウワサもあり、ジョンロブに相応しくない人には売らないという方針があるらしいとさえ言われる超高級ブランドです。
価格は15万円~30万円くらいのものが多いですが、100万円以上するものもあります。
丸の内、六本木、大阪、名古屋、福岡にショップがありますので、革靴の王様に会いたい方はぜひ足を運んでみてください。
John Lobb
http://www.johnlobb.com/jp/
②革への圧倒的なこだわり ベルルッティ(フランス)
ルイヴィトングループでもあるベルルッティは、革に非常に強いこだわりを持ったブランドです。
主な特徴は3つありまして、
- ヴェネツィアレザー
→ベルルッティだけが使える高級で特別な革です。独特の経年変化をし、革の耐久性が非常に高いことが特徴です。 - パティーヌ
→パティーヌとは何度も重ね塗りする手法で、同じ色合いのものは作ることができないのが特徴です。ベルルッティは世界で一つしかない革製品が商品なのです。 - カリグラフィ
→カリグラフィとは革に入っている文字のことを指します。革に焼いて刻まれるので、革ごとに違う位置となります。
ベルルッティはローマ法王やパブロ・ピカソが愛した靴としても知られており、4代目のオルガ・ベルルッティが残した「靴を磨きなさい。そして、自分を磨きなさい。」という言葉があまりにも有名です。
価格はジョンロブと同じ、15万円~30万円程度のものが多いです。
Berluti
http://www.berluti.com/ja
③革の色ツヤと実用性を両立させた オールデン(アメリカ)
アメリカの高級靴といえばオールデンと言われるまでの地位を確立させた理由は、上質な革と足に非常にフィットする「整形法」を編み出しためだと言われています。
足の形が特殊な人でも、非常に履きやすいのはオールデンの大きな強みです。
革の質も素晴らしく、長年使えば使うほどツヤの輝きが独特になっていくのがファンを増やす理由でもあります。
オールデン
https://www.lakotahouse.com/brand/category/3
オールデンについてもっと知りたい方がこちら↓
男の誰もが憧れる”ALDEN(オールデン)”の魅力とコーディネート集
④少量生産・品質重視 エドワード・グリーン(イギリス)
創業者のエドワード・グリーンは「出来得る限りの上質を求める」ということをコンセプトをもって靴作りに精力を注いだと言われています。
そのコンセプトは創業(1890年創業)から125年以上たった現在でも受け継がれ、フィッティング、履き心地、頑丈さなどどれをとっても文句のない品質となっています。
今でも厳選された職人が一つ一つ手作業で靴作りをしていることもエドワード・グリーンの大きな魅力の一つです。
エドワード・グリーン
http://www.edwardgreen.jp/
⑤一足に8週間かける チャーチ(イギリス)
プラダのグループ企業でもあるチャーチは、冒頭で紹介したトニー・ブレア元首相が18年間愛用した靴としても知られています。
チャーチは世界中で大人気で、生産された靴の70%は海外に輸出されているというデータもあるほどです。
最高の靴を作るために、8週間かけて一足を仕上げることでも有名です。
チャーチ
http://www.british-made.jp/fs/british/c/churchs
⑥世界に誇るメイドインジャパン 三陽山長(日本)
三陽山長は和の精神を靴に込めたブランドです。
革靴はどうしても欧米に一歩先をいかれてしまいがちですが、三陽山長はヨーロッパのトップブランドにも負けない作りをしていることで有名です。
世界的に見ても非常に人気の高いブランドです。
三陽山長
http://www.sanyoyamacho.com/
⑦その他の有名ブランドなど
その他の高級ブランドをご紹介します。
若干に手に入りにくいものや、やや安価なものもありますので参考程度にしてください。
コルテ(フランス)
ジョンロブとベルルッティと2つのブランドの責任者として仕事をした後に創業したのがピエール・コルテ。1990年創業と靴メーカーの中では非常に若い企業です。
ジョンロブとベルルッティの良さを一つの靴にまとめた素晴らしい商品を提供しています。
オーベルシー(フランス)
牛革だけでなく、サメやクロコダイルなどの革も扱う技術力の高さが特徴。様々な靴があるにも関わらず、超高級ブランドとして認知されています。
J.M.ウェストン(フランス)
実用性こそ美しいというコンセプトをもち、非常に丈夫な革底をもつ自社ソールを開発しています。
長く長く履く靴としてはJ.M.ウェストンの右に出るものはいないでしょう。
クロケット&ジョーンズ(イギリス)
1879年創業の靴メーカー。靴内部のコルクが非常に豊富に入っており、試着した時からクッション性の高さには驚くことでしょう。
革質も非常に綺麗で、値段の割にワンランク上の革靴といえます。
スコッチグレイン(日本)
スコッチグレインは値段の割に非常に質の高い革靴を提供している日本のメーカーです。
スコッチグレインの素晴らしさにハマり、一生スコッチグレイしか履かないと豪語している友人がいますが、試着してみるとその良さがわかることでしょう。
まとめ
ただ、必ず靴は通販ではなく、お店に試着してみて買うことが大事。
同じブランドで同じモデルでも手作りのものが多いから、一足一足微妙に違うんだ。
数十万円もする靴が自分にあわなかったらもっと損になってしまうからね。
ワンランク上の自分になりたいと思っている方、ぜひ高級ブランドの靴を検討してみたください。
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個人的にはベルルッティのカリグラフィがとてもかっこよく見えます。